もしも相手が怪我をしてしまったら!?交通事故のケガの応急処置!Part2

こんばんは!寝屋川市たぶし鍼灸整骨院の鶴田です!

今回は、前回に引き続き相手がケガをしてしまった場合について解説します!

前回は、打撲・捻挫・骨折・脱臼の場合、出血した場合について書かせてもらいました。

今回は、相手の意識が無い場合又は虚ろな場合について対処法を解説します。

◆◇事故の相手が意識が朦朧としてたら!?◇◆

日本ではJCS(ジャパン・コーマ・スケール)呼ばれるものを基準に意識の段階を表しています。

それを行う上での事故の対処法を説明します。

①事故が起きた場合二次被害を起こさないため安全の確保が必要です。

②周りの人に助けを求めましょう。役割分担をして迅速な処置が必要となります。役割分担としては、警察や救急車への連絡・AEDの確保(心停止の場合必要となります)救助の手助け等ありますので人数は多い方がいいです。

③出血や大きなケガがないか確認しましょう。あった場合は前回の投稿に書いたとおりに処置します。

④意識障害の確認をします。基本的なやり方は、声かけと身体への刺激です。

⑤意識障害のレベルによっては、心臓マッサージやAEDを行います。

このように事故が起きた時に大きなケガが生じた場合は、迅速な救助を優先しましょう。

◆◇JCS(ジャパン・コーマ・スケール)とは?◇◆

JCSとは、日本で主に使われている意識障害のレベルを3段階に分けたもので看護師や救急救命士などでよく使われます。

では、JCSを具体的に解説していきます。

レベルⅠ

0 意識清明。

Ⅰ-1 だいたい清明だがぼんやりしている。

Ⅰ-2 見当識障害がある。(時間、場所、日時などが言えない)

Ⅰ-3 自分の名前や生年月日が言えない。

レベルⅡ

Ⅱ-10 普通の呼びかけで容易に開眼する。

Ⅱ-20 大きな声又は体の揺さぶりで開眼する。

Ⅱ-30 痛み刺激と呼びかけの繰り返しにより開眼する。

レベルⅢ

Ⅲー100 痛み刺激に対して払いのける動作をする。

Ⅲ-200 痛み刺激に対して顔をしかめたり手足を動かしたりする。

Ⅲ-300 痛み刺激に反応しない。

以上がJCSとなります。少し多いですが覚えておくだけでとても役に立ちます。

もし、交通事故でわからないことがあれば寝屋川市たぶし鍼灸整骨院へご相談下さい。

 

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