自賠責?労災?どっちを使えばいい?通勤中や勤務中の交通事故

おはようございます!たぶし鍼灸整骨院の鶴田です!

寝屋川市 たぶし鍼灸整骨院では、交通事故後の治療について詳しいスタッフが在籍しております。 そのため、交通事故に遭われた方から通勤中や勤務中の交通事故治療についてのご相談もお伺いします。

◆◇基本的な交通事故の対処法◇◆

まずは、基本的な交通事故の対処法について説明します!

1.ケガ人の救護:事故に遭った場合まずはケガ人を安全な場所へ避難させ二次災害を防ぎます。

2.警察への通報:どんな些細な事故でも必ず警察へ連絡して下さい。

3.現場状況の把握:相手の身元の確認や事故現場の撮影や目撃者の確保などしておくと話がスムーズです。

4.保険会社への連絡:この時絶対に示談交渉で済ませないようにしましょう。慰謝料や治療費などが足りない場合保険がおりません。

これだけのことでも実際に事故に遭うとパニック状態になりどうすれば良いか分からなくなります。冷静に落ち着いて対処しましょう!

◆◇通勤中や勤務中での交通事故◇◆

交通事故に遭った場合基本的にやることは同じです。しかし通勤中や勤務中の場合は会社の担当者への連絡もしなければなりません。会社に事故がバレたくないなどの思いから示談にしようと思うかもしれませんが保険がおりない場合があるので必ず連絡しましょう!

大きく違うのは、使える保険が自賠責保険と労働者災害補償保険があるということです。しかし2つ同時に使うことはできません。これは保険の2重請求になってしまうためです。では、いったいどちらを使えば良いのか解説します!

そもそも労災に入ってないという方もいてますが実は会社に入社したと同時に加入されます。アルバイトやパートも例外ではありません。

まず労災を利用したい場合は管轄の労働基準監督署に申請をして必要書類を提出して認定をもらいます。しかし国は自賠責保険から使うように推奨されていますが法律では無いので特に従う必要はありません。

次に労災の特徴です。

1.負担金額がない:健康保険では通常、3割の治療費を負担しないといけませんが労災の場合は負担額   が0円なので非常に通院しやすいです。

2.過失に左右されない:自賠責保険の場合は過失割合に応じて支払われるので重過失の場合とでは補償の差がかなり出ますが労災の場合h過失関係なく補償されます。

3.相手が無保険でも支給がある:自賠責保険の場合相手の保険会社から治療費を支給されますが無保険の場合治療費が支給されません。でも労災なら相手が無保険でも治療費が支給されます。

4.会社から認めてもらえないことがある:職場内の事故だと安全管理問題など会社によっては労災の認定に非協力的な会社もありますが法律的に使えないということではないので使いましょう!

この特徴をまとめると自賠責保険は、交通事故の場合は確実に使え手続きも簡単だけど治療費が過失に左右され120万円に限られている。これに対して労災は、交通事故で使えないこともあり手続きが少し多いが治療費が過失に左右されず制限もない。

結果的に通勤中や勤務中に交通事故に遭った場合はまず自賠責保険を使って上限の金額に達してから労災に切り替えると治療費に困らないでしょう。先に労災を使ってしまうと労災で支給された分自賠責で支給されないことがあります。

しかしすべて自賠責保険を優先せるのではありません。「自分の過失割合が大きい場合」「治療や交渉が長引いている場合」「相手が無保険の場合」このうち1つでも該当する場合は労災を優先させた方が良いです。

このように自賠責保険と労災では様々な違いがあります。冷静に落ち着いて対処しましょう。

もし、労災や事故でお困りの際はたぶし鍼灸整骨院へご相談下さい!

 

◆◇エキテン◇◆

◆◇ホームページ◇◆

◆◇Facebook◇◆

TEL:072-820-3366

住所:大阪府寝屋川市打上元町11-18