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その症状は本当にむち打ち!?意外と知られてない脳脊髄液低下症!

うこんにちは!たぶし鍼灸整骨院の鶴田です!

寝屋川市 たぶし鍼灸整骨院では、交通事故後の治療について詳しいスタッフが在籍しております。 そのため、交通事故に遭われた方から交通事故による脳脊髄液低下症についてのご相談も伺います。

 

交通事故でよく耳にするむち打ちというケガがありますが実はむち打ちによく似たむち打ちよりも重い脳脊髄液低下症というケガがあります。

むち打ちと思って治療していても中々症状の改善が見られず症状固定になってしまいむち打ちよりひどい症状が残ることもあります。また、後遺障害認定でも差がでてきます。

しかし認知度が低いためむち打ちで終わることが多いので今回は脳脊髄液低下症について解説します。

 

◆◇脳脊髄液低下症とは?◇◆

そもそも脳脊髄液低下症とは何か?

脳は3枚の膜で覆われていてその膜の間が脳脊髄液という液体で満たされていて脳は浮いている状態になっています。例えばこの中で脳が揺れている状態を脳震盪(のうしんとう)になります。

では、脳脊髄液低下症はこの膜に穴があいてしまい中にある脳脊髄液が中から漏れ出している状態になります。基本的にこの液が漏れだすことはありませんが交通事故などの大きな衝撃が頭部に加わることで膜に穴が開き脳脊髄液が漏れ出すことで脳が不安定な状態になります。

主な症状は頭痛・頸部痛・めまい・耳鳴り・吐き気・倦怠感・疲労感・起立時の症状憎悪・集中力の低下・感覚障害などになります。

このようにむち打ちに似ていますが症状はむち打ちより重いです。

では、むち打ちとどう違うか比較していきましょう。

◆◇脳脊髄液低下症とむち打ちの違い◇◆

まず、むち打ちの症状は主に首や肩の筋緊張や頭痛・倦怠感のみで神経症状はみられません。それに比べ脳脊髄液低下症では感覚障害などの神経症状が伴います。また、脳脊髄液低下症では起立時に症状が憎悪するのでここも見分けるポイントです。

また、交通事故時の衝撃も少しぶつかった場合身体への衝撃は大きいですが膜が損傷する程ではありません。大きい衝突などで頭部に大きな衝撃が加わることで膜が損傷します。

しかし、脳脊髄液低下症は医学的にむち打ちとの判別がつきにくくまた知名度が低く発症がまれなため認められることが少ないです。

後遺障害認定でもむち打ちが12級又は14級に対して脳脊髄液低下症では14級・12級・9級のいずれかになります。12級と9級では慰謝料が大きく違ってきます。しかしどちらのケガにしろ医学的診断が難しいため後遺障害として認められることは少ないです。

唯一ブラッドパッチという治療法で症状が改善すれば脳脊髄液低下症である重要な証拠になります。

かなり見分けのつきにくい疾患ではありますが主治医の先生としっかりコミュニケーションをとり症状を伝えることが重要です。

もし、ご不明な点や交通事故のことでわからないことがあればたぶし鍼灸整骨院へご相談下さい。

 

 

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